2014年4月22日星期二

朴大統領、「危うい時期」に追い込まれる―ドイツ紙

16日に珍島沖で起きた韓国旅客船セウォル号の沈没事故から5日。これまでに現場で多くの遺体が収容されたが、生存者はまだ見つかっていない。この事故を めぐって家族らは政府の対応に不満を募らせており、ドイツ紙は20日、「沈没事故が朴槿恵大統領を危うい時期に追い込んだ」と指摘した。
 事故では21日午前までに64人の死亡が確認され、238人が行方不明のままだ。救援活動をめぐる行方不明者の家族らの不満は高まり、抗議する人々が警官と衝突するケースが現場に近い港やソウルで相次いで起きている。

韓国・朝鮮日報は19日の社説で、「事故への対応では安全行政部の対策本部と海洋警察、海軍、海洋水産部がそれぞれに動き、朴槿恵大統領は孤軍奮闘してい る様子で、責任を持って総指揮をとり、現場で大統領に代わって素早く決定を下す役割を担う人が見当たらない」と指摘。また、「事故をめぐって韓国の政府と 公務員はすでに国民から“信用できない”という烙印(らくいん)を押されたようだ」と分析した。

こうした状況からドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは20日、「沈没事故が朴大統領を危うい時期に追い込んだ」と指摘。「ある政府の運命は時に政治的な事件によって決まるが、災害もまた、韓国の反対派が朴大統領を批判する理由となる」と報じた。タオバオ代行

没有评论:

发表评论